裁判で活躍する

握手をするビジネスマン

あまりなじみのない刑事事件の話ですが、一部の軽微な事案を除きますと、日本の刑事裁判では国選弁護人を選任することになります。そして、自分たちで選任する場合は私選弁護人を付けることもできます。大きな事件ともなりますと、多数の弁護士で形成される弁護団が、テレビなどに登場しているのを見たことがあるでしょう。通常は、無罪を争ったりすることはないので、情状を訴える程度ならば国選でよさそうな感じです。もちろん、どうするかは自分で決めることができます。法廷でのどういう方針で公判に臨んでいくかはこの弁護人とよく打ち合わせる必要があります。この事前のコミュニケーションを上手に取っておくことが、適正な裁判を受けるためには重要なことです。

刑事事件において弁護士の活動が注目されることは以前はそれほどではありませんでした。やはり裁判員裁判において、国民参加型の裁判が設けられたため、検察官も弁護士も、一般市民に分かりやすいプレゼン技術の習得が、訴訟活動において差異を生じさせることがあることが理解されてきました。その意味では、刑事事件の裁判はよりわれわれの身近なこととなり、弁護士という仕事を知ってもらう機会も増えたということが言えます。弁護士これは国民の刑事事件への関心や理解を深めるうえでも大変よいことだと評価されます。確かに接することや考えることは気分が重くなりますが、人を裁くという作業の一端を担うということはかなりの勉強になるものです。なりたくはありませんが、冤罪などにもならないよう弁護士の力は大切です。